30/12/2014
秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは29日、20歳の誕生日を迎えられました。
佳子さまは、誕生日を前に記者会見に臨まれました。
この中で佳子さまは、20歳の成年を迎える気持ちについて、「高校生のころは、成年というと、ずいぶん大人のイメージがございましたが、いざ自分が成年を迎えるとなると、まだ未熟なところが多くあると感じています」と話されました。
そして成年皇族として臨む公務について、「これからさまざまな活動に参加するなかで、自分の関心を持っている分野について考えていきたい」としたうえで、「いただいた仕事を一つ一つ大切にしながら取り組んでいくべきだと考えています」と述べられました。
また、ご自身の性格について尋ねる質問には、「長所は自分ではあまり思いつきません。短所は、父と同じように導火線が短いところがありまして、家の中ではささいなことで口論になってしまうこともございます」とユーモアを交えて答えられました。
そのうえで父親の秋篠宮さまについて、「自分にはない考え方や発想を持っていて、話していると考えさせられることがよくあります」と話されました。
一方、学習院大学を中途退学し、来年の春、ICU=国際基督教大学に入学することについては、大学生になり公的な活動が増えるなか、英語でコミュニケーションを取れることや、幅広い知識が大切だと感じるようになったと述べたうえで、「充実した英語教育や専攻を決めずに幅広く学ぶことのできるリベラルアーツ教育を実施しているICUで学びたいと考えるようになりました」と語られました。
結婚については、「将来的にはしたいと思っていますが、来年の春からまた再び大学生になりますし、現在は考えていません」と話し、理想の男性像に関しては、「一緒にいて落ち着ける方がいいと思っています」と答えられました。
佳子さまは29日、皇居宮殿で成年の行事に臨まれます。
佳子さまの皇居での映像を公開
佳子さまの成年にあたって、宮内庁は今月19日に佳子さまが皇居を訪ねられた際の映像を公開しました。
このうち皇室ゆかりの美術品を所蔵・公開している「三の丸尚蔵館」で撮影された映像には、佳子さまが学芸員の説明を受けながら、雅楽にちなんだ絵や置物をご覧になっている様子が映されています。
また宮中の儀式や行事で雅楽を演奏する「楽部」を訪ねた際に撮影された映像には、雅楽で使う「大太鼓」や装束を見たり、楽師と呼ばれる演奏者の練習風景を見学されたりしている様子が収められています。
佳子さまの歩み
佳子さまは、秋篠宮ご夫妻の次女として平成6年12月29日に誕生されました。
幼いころから絵を描くことや工作などが好きだった一方、体を動かすのも好きで、小学2年生から高校生の終わりまでフィギュアスケートを続けられました。
高校時代には同級生とダンスチームを作り、文化祭で演技を披露されたこともありました。
小学校から高校まで学習院に通い、中学3年間は全国の中学生らによる「少年の主張全国大会」に母親の紀子さまと出席し、高校生になると「全国高校総合文化祭」に秋篠宮ご夫妻と足を運ぶなど、同年代の子どもたちの行事を中心に公的な活動に取り組まれました。
去年大学に進学すると行事に臨む機会が増え、先月には初めて1人で公的な活動を経験されました。
ことし8月、それまで通っていた学習院大学を中途退学し、来年の春からは国際基督教大学に通われます。
Nếu các bạn có bất kì thắc mắc gì về tiếng Nhật, hãy đặt câu hỏi tại đây nhé.